【スキンケアいらない?】中学生でスキンケアは早い?「やめておくべき」といわれる理由

中学生でスキンケアは早いのかなぁ?

中学生になると思春期のため、肌が気になってきますよね。人によって肌の質は異なりますので、自分だけなのかな、と悩む場合もあります。

だけど「中学生でスキンケアはまだ早い」という意見を聞くこともあります。

この理由をみていくと、守ったほうがいいことと、そうではないことが見えてきます。

そこで「スキンケアは早い」という意見の理由をまとめてみました。そこから、どのようなケアを行っていくのが良いのかが分かると思います。

あなたに合ったスキンケアを見つけてくださいね。

目次

「スキンケアは早い」という意見と理由

「スキンケアは早い」と主張している方から良く上がる理由をまとめてみました。

すっぴんが楽しめるのは若い時だけだから

「すっぴんが楽しめるのは若い時だけだから」という意見があります。これは、中学生の時期は、しっとりとした柔らかい肌であるから、というのが理由です。

しかし、どんな時期でもすっぴんでいいわけではありません。「若いうちは日焼けしても問題ない」といわれたのは昔の話であり、紫外線が強くなった現代は、日焼けはなるべく避けたほうが良いといわれています。例えば、水泳の授業では以前よりもラッシュガードの着用が多くなってきました。

そのため、日焼しやすい状況の時はあらかじめ日焼け止めクリームを塗り、日焼けした肌はケアを行う方が望ましいでしょう。日焼けした顔は乾燥しやすいので、化粧水で保湿して乳液で乾燥を防ぐケアが必要です。

フェイスパックは要らない

「フェイスパックは要らない」という意見があります。これは、フェイスパックは肌の保湿をする目的のものであるけれど、中学生の場合はそこまで保湿をする必要がないためです。

この意見はもっともなことで、「フェイスパックをすること」が「肌がきれいになること」ではないので、中学生にはおすすめはしません。

スキンケアは、肌の状態に応じて行う必要があります。

保湿クリームは要らない

「中学生で風呂上りや洗顔後に保湿クリームまで塗る必要はない」という意見があります。これは、若い年齢の肌はうるおいがあるため、というのが理由です。

この意見はもっともなことで、保湿のしすぎは、雑菌が増え、肌のかゆみが生じる場合もあります

そのため、保湿クリームは基本的には不要と思いますが、人によって肌の質は異なりますので、冬など空気が乾燥している時期に、肌の乾燥が気になる場合は、保湿クリームを考えたほうが良い場合もあるでしょう。

スキンケアは考えなくていい

「中学生は、そもそもスキンケアは考えなくていい」という意見があります。これは、若い時の肌は再生力が高いので、ニキビもしばらくすると自然に回復するから、というのが理由です。

しかし、中学生になると顔のニキビや皮脂が気になりはじめますが、そこで正しい対処を学ばずに行った事が、逆に肌に悪影響になる場合もあります

例えば、肌あれなどが気になる気持ちから肌を触る頻度が多くなってしまいますが、必要以上に肌に触れていると、肌で雑菌が増え、それがニキビにつながる場合があります。

また、感覚的に「皮脂が多いと、ニキビにつながる」という考えから、「洗顔」を意識してしまいますが、洗顔をしすぎると肌が乾燥しすぎてしまい、肌が弱ってしまいます。

肌が乾燥しすぎると、身体が持っている反応で、皮脂が過剰分泌してしまいます。また、肌が弱ると、雑菌が増えやすい状況になり、ニキビにつながる場合があります。

肌の状態に合わせた必要なケアを行うため、中学生から正しいスキンケアを学んでおく必要があります。

中学生におすすめのスキンケア

中学生では、毎日、朝と夜の洗顔後に、化粧水と乳液を、肌になじむ程度に塗るスキンケアがおすすめです。そして、冬など乾燥が気になる時期のみ、リップとハンドクリームを使うといいでしょう。

洗顔時のスキンケア

洗顔時のスキンケアについて説明します。洗顔のあとは化粧水→乳液の順番に顔に塗ります。

洗顔(泡洗顔フォーム)

まず、洗顔によって肌の汚れや不要な皮脂を洗い落とします。この時は肌をこすらないようにしましょう。肌をこすると痛めてしまいます。洗顔フォームを使って肌を優しくなでて汚れを落としていくようなイメージです。

洗顔フォームは「泡洗顔フォーム」がおすすめです。細かい泡が肌の毛穴の奥まで浸透し、汚れが落ちやすくなります。

洗顔の後は、顔の水分をタオルでふき取りますが、この時もタオルでこすらないようにしましょう。特に顔の肌は薄くデリケートなので、タオルは肌にあてて水分を取り除くようなイメージで行いましょう。

化粧水

洗顔の後は化粧水を使います。500円玉くらいの大きさに化粧水を手のひらに取り、化粧水を両手で挟んで、手のひらで温めてから顔に塗ります。化粧水は体温まで温めてから塗ると肌に浸透しやすくなります。

最初に頬・おでこ・あご・鼻に塗り、顔全体に塗り広げていきます。顔の内側から外側に広げるように塗ります。

乳液

化粧水を塗ったあと、乳液を顔に塗ります。500円玉くらいの大きさに手に取り、手の平で温めるようにして広げます。顔の中心から外側に広げるように塗ります。

日中に行うケア

冬など乾燥が気になる時のみ、必要に応じてハンドクリームやリップを塗ります。

手を洗った後、乾燥が気になる場合にハンドクリームを塗ります。肌あれを和らげる効果があります。唇の乾燥が気になる場合はリップを塗ります。リップはこすり付けないようにやさしく塗ってください。

一度かさついてしまった肌や唇は、そこからハンドクリームやリップを塗っても元には戻りません。肌の細胞が入れ替わる1か月ほどの期間、待つ必要があります。ですので、なるべく肌荒れしないような状況を作る意識でハンドクリームやリップを塗りましょう。

洗顔とスキンケア(動画)

ヘアメイクさんの解説を受けながら、中学生モデルの方が実際に洗顔とスキンケアを行っている様子を紹介します。肌に負担をかけないように洗っている様子が参考になると思います。

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